僕が読んでいる発音本・音声学書籍:本記事最後からリストへ飛べます
サラ
目次:見たい場所へジャンプ
hundred の意外な発音2選
英語の発音・音声学書籍100冊以上の中から、気になる発音の記述や、注目すべき辞書の発音表記について紹介しています。先日、YouTubeショートで、
上級者なら知っておきたい hundred の意外な発音2選
についてお話ししました📘
このことについて、本記事でも少しだけお話しします。
「ハンダr d」と「ハナr d」の発音もある
結論としては以下のとおりです。
① /hʌ́ndɚd/ = hunderd = ハンダr d と発音されることがある
② /hʌ́nɚd/ = ハナr d と発音されることもある
らいおん
「ハンダr d」も「ハナr d」も『ジーニアス英和辞典 第6版』に載っている
今回紹介した発音は全て『ジーニアス英和辞典 第6版』に載っている発音です。
ひよこ
発音記号ののイタリック体に注意
なぜ、①と②の発音だと解釈できるか、疑問に思っている人もいるかもしれません。上記画像を見ると、
/hʌ́ndərd/ の d と r がイタリック体になっている
のが分かると思います。イタリック体は省略されることがある、を表します。
この解釈は非常に難しいので、もしもピンとこない方は以下の4動画で解説しているのでぜひご覧ください。この順番で見ると理解が深まると思います。
「ハンダr d」は『新英和大辞典 第6版』や『Merriam-Webster』にも載っている
① /hʌ́ndɚd/ = hunderd = ハンダr d の発音は、『ジーニアス英和辞典 第6版』以外にも、『新英和大辞典 第6版』や『Merriam-Webster』などの英英辞典にも載っています。
らいおん
ひよこ
らいおん
英語音声学の入門書籍「最初の1冊」は一択:『改訂新版 初級英語音声学』がおすすめ
英語音声学をこれから本格的に学んでいきたいという人の「最初の1冊」としては、
竹林滋・清水あつ子・斎藤弘子著『改訂新版 初級英語音声学』(大修館書店)
をおすすめします📘

サラ
「おすすめ発音記事」カテゴリでまだまだたくさん発音に関する知識を紹介しています。
発音・音声学書籍リスト
僕が読んでいる発音本・音声学書籍は以下の記事にリストにしてまとめていますので興味がある人はぜひご覧ください。
らいおん
