【OpenAI.fmで英語音読練習】TTS(Text to Speech)でお手本音源を一瞬で作成🎧

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この記事を書いた人

サラ

・英語ジム らいおんとひよこ®代表
・コロンビア大学 大学院卒：英語教授法修士
・ETS (Educational Testing Service) 米国本社の元問題作成者

らいおん

英語ネイティブに近い自然なお手本音声がほしいけど、どうやって作ればいいんだろう？
OpenAI.fmなら、英文をコピペするだけで自然な音声が生成できてダウンロードできるよ！

ひよこ

英語の音読練習をしているとき、「無料で聞ける、発音のお手本音源があれば…」と悩んでいませんか？

この記事では、OpenAI社が2025年に公開した無料デモサイトの

OpenAI.fm

を簡単に紹介します。

高品質 TTS (Text to Speech) を活用して、あなた専用の “お手本音源” を秒速で生成できます。

なお、この記事は近日中にらいおん英語チャンネルでYouTube動画にする予定です。

サラ

OpenAI.fmとは？

OpenAI.fm は、ブラウザだけで使える最新 TTS サービスです。以下のような特徴があります。

  • 上手く使いこなせば、人間に近い/人間のような自然な音声が作れる
  • 男性／女性ボイスを自由に選択
  • 再生＆ダウンロードがワンクリック
  • 毎日1,000文字まで無料で試せる

TTS（Text to Speech）とは？

らいおん

ところでTTSってよく聞くけど…結局なにができるの？

TTS（Text to Speech）とは、その名の通り「テキスト（文章）をスピーチ（音声）に変換する技術」です。

人工音声といえば昔は「ロボットのような音声」なイメージがありましたが、最近のTTSは驚くほど人間に近い音声も増えており、自然な発音を再現できます。例えば、以下の用途で活用できます。

  • 英語学習のお手本音源
  • ナレーション作成

 

なぜ OpenAI.fm は英語学習におすすめか

  • 上手く使いこなせば「AIっぽさ」を最低限におさえた自然な英語音源が作れる
  • 声の種類（男性・女性・スタイル）を選べるためリスニングの幅が広がる
  • ブラウザ完結でスマホ／PCどちらでもOK

 

OpenAI.fmの使い方：3ステップで音声完成

  1. OpenAI.fm 公式サイトにアクセス
  2. 読み上げたい英文を入力
  3. 声種を選んで「▶ 再生」→「Download」で保存

 

さまざまな英語学習に活用可能

作成した英語音声は、例えば以下のような英語学習のトレーニングに活用ができます。

  • 音読のモデル音源
  • リスニング練習用音源
  • スピーチ練習のモデル音源
  • 例文暗唱(瞬間英作文)
  • シャドーイング
  • リピーティング：カタマリごとに区切って復唱
  • ディクテーション：聞き取った英文を書き出し
ひと言でいえば、「ひとりで完結・継続できる音読方法を探している人」におすすめです。英語ネイティブの友人や英語の先生に毎回お手本を頼めないけど、「人間に近い自然な発音・リズム・イントネーションの音声で練習したい」という人にハマるでしょう。 

サラ

 

よくある質問（Q&A）

A. デモ版は毎日 1,000 文字まで無料。大量生成や商用利用は API (従量課金) が必要です。
A. もちろん可能！ モバイルブラウザでアクセスし、生成音声を長押し保存できます。

ここまでのまとめ

  • 人間に近い自然な英語音声を “秒” で入手
  • 速度を自由にカスタム
  • 声の種類が自由に選べる
  • 音読練習の効率が劇的アップ
  • リスニング練習など、その他英語学習との相性◎

▶ OpenAI.fm 公式サイト

 

さて、OpenAI.fm はかなり直感的に使えるので、この記事では細かい使い方は割愛します。その代わり、ここから先はおすすめの設定をシェアします。

実はこの設定が決定的に重要です！

ひよこ

 

OpenAI.fmで英語音読を革新：デフォルト設定の最適解はこれか

OpenAI.fm が便利なことは分かったけど、声の種類（男性・女性・スタイル）がたくさんあり過ぎて、どのように使いこなしたらよいかが分からないな…。

ひよこ

らいおん

おすすめの組み合わせがあるので教えるね！ 

まず、僕のおすすめの

「VOICE」と「VIBE」の設定

は以下です。何度も検証し、この記事を書いている現在、僕が最適解と思う設定を紹介します。

 

OpenAI.fmのおすすめのVOICE設定

まず「VOICE」ですが、以下のことを試してみましょう。

  • はじめに『Shimmer』を試してみる。納得いかない場合、『Sage』を試す。
  • ほとんどの場合『Shimmer』か『Sage』である程度のクオリティの音声が作れるが、それでも微妙な場合は『Alloy』を試してみる。

 

OpenAI.fmのおすすめのVIBE設定

次に、「VIBE」です。「VOICE」でどれを選択するかも重要ですが、「VIBE」の選択でもかなり差が出ます。以下のことを試してみましょう。

  • はじめに『Calm』を試してみる。納得いかない場合、『Patient Teacher』を試す。
  • 『Shimmer』と『Sage』（または『Alloy』）と、『Calm』と『Patient Teacher』を組み合わせる。

 

OpenAI.fmのおすすめのVIBE設定

上記のように書くと難しく感じるでしょう。しかし心配不要です。僕が試した限り、ですが、何度も検証した結果、最もおすすめな組み合わせは、

  • 『Shimmer』x『Calm』の組み合わせ

です。

これをまず試してみればある程度のクオリティの音声が生成されます。『Shimmer』x『Calm』で納得いかない場合、以下のどれかを試しましょう。

  • 『Shimmer』x『Patient Teacher』
  • 『Sage』x『Calm』
  • 『Sage』x『Patient Teacher』

だいたいの場合、英語学習者が音読練習などに参考にしたい場合はこのあたりの組み合わせでうまくいくはずです。

 

音声生成はGoogle AI Studioもおすすめ

今回紹介した OpenAI.fm は、「気軽に、ゆっくりでクリアで自然な音声」を作成したい場合に向いています（例えばデフォルト設定の『Shimmer』x『Calm』の組み合わせなどで音声生成する場合）。

さらに高度な設定で音声を作成したい場合や複数スピーカーの会話音声を生成したい場合、

Google AI Studio がおすすめ

です。また記事や動画にしたいと思います！

  • OpenAI.fm は、「気軽に、ゆっくりでクリアで自然な90〜95点の音声」を無料で作成できる。
  • Google AI Studio は、使い方次第で「80〜120点の音声」が生成されるが、使いこなせば120点のものを無料で作成できる

というイメージです。

▶ Google AI Studio 公式サイト

らいおん

ちなみに Google AI Studio でTOEFLライクなテキストで生成した時、出来がある程度よかったと感じたのは以下です。

  • Alnilam
  • PuckとFenrir
  • Rasalgethi

上に行くほどいい感じでした。

ちなみに、英検1級 Part 2 の読み上げでは面白いことに必ずしもこれが当てはまらない感じでした。

ひよこ

またアップデート事項があれば加筆します！

サラ

 

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発音・音声学書籍リスト

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らいおん

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