【品詞の違いだけ?】various と a variety of のニュアンスの違いとは

この記事を書いた人

サラ

英語ジム らいおんとひよこ®代表
・コロンビア大学 大学院卒:英語教授法修士
・ETS (Educational Testing Service) 米国本社の元問題作成者

 

various と a variety of の違いは?

various も a variety of ~ も「様々な」と訳すことができます。それぞれ他の訳語をあてることもできますが、辞書を見ると同じような定義が載っていることも多く、ニュアンスの違いを理解するのが難しいペアです。

違い何でしょうか?この記事で簡単に整理したいと思います。

 

various と variety:品詞の違い

まず、「various と variety の違い」ですが、最も大きな違いは言うまでもなく

品詞の違い

です。

両方とも同じ語源の語で、various は「形容詞」で variety は「名詞」です。vary 「異なる」という「動詞」を知っている人も多いでしょう。

 

various と variety のニュアンスの違い

学習者としては品詞が違うことを理解していれば十分ですし、その違いを知っていれば various と variety は使いこなせるはずです。ただ、ニュアンスの違いも探ってみましょう。

以前から本サイトでもおすすめしているロングマンアクティベータによると、以下のような解説があります。

various のニュアンス

various:

 

use this when you want to emphasize that there are several different people or things

 

いくつか異なる人や物があることを強調したい時、variousを使いなさい。

a variety of ~ のニュアンス

a variety of something:

 

a lot of things that are different from each other, but of the same general type

 

同じタイプの中で異なるたくさんのもの

つまり以下のように整理しておくといいでしょう。

  • various:「種類」が強調されてる感じ
  • a variety of:「たくさん」あることが強調されてる感じ
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Difference between variety and various

Merriam-Webster Learner’s Dictionary の Ask the Editor では以下のように解説されています。こちらもぜひ参考にしてみてください。

Variety means “a number of different things”

 

variety は様々なものがたくさんあることを意味する

Various is used to refer to several different things or many different things

 

various は異なるものがいくつもあること、またはたくさんの異なったものを表す

 

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