【意味注意】アカデミックライティングでの widow/orphan control とは?

この記事を書いた人

サラ

英語ジム らいおんとひよこ®代表
・コロンビア大学 大学院卒:英語教授法修士
・ETS (Educational Testing Service) 米国本社の元問題作成者

widow/orphan controlとは

アメリカ大学院留学中、レポートを提出する時にwidow/orphan control をオンにして、widow と orphan に気を付けなさい」と教授から言われました。

サラ

らいおん

なんのことか全然分からないね!

最初、意味が全く分かりませんでしたが、アカデミックライティングなどのスタイルの話の時に使われる表現だということが分かりました。

本記事ではこのことを簡単に説明します。

 

widow と orphan の意味

widow は本来「未亡人」「夫に先立たれたが再婚していない女性」で、orphan は「孤児」を意味します。

widow と orphan がライティングの場面で使われると、

  • widow
    段落の最期の1文だけが次のページの最初にいっていて離れてしまっているもの
  • orphan
    段落の最初の1文だけページの最後にきていて、段落の残りは次のページにいってしまっているもの

という意味になります。

 

ライティングでの widow と orphan

つまり、以下のような感じでライティングで中途半端に見える部分が widow と orphan です。

widow と orphan があると間違い、ということではないのですが、これを避けるべきとするアカデミックライティングのスタイルもあります。

教授はこれを避けなさいと毎回口うるさく言ってました。

サラ

 

widow/orphan control はマイクロソフトワードで設定にオンにできる

widow/orphan control はマイクロソフトワードで以下のように簡単に設定できます。

自分はいつもこれをオンにしてるよ!

ひよこ

らいおん

こういうライティングのスタイルもあるんだね!
ぜひ参考にしてみてください!

サラ