らいおん
この記事では gubernatorial の語源について解説するよ!
govern や governor と gubernatorial は非常に似ているのに、 v があったりなかったり形が違うのが気になるね!
ひよこ
governor と gubernatorial の語源
こちらのMichigan Radioの記事によると、以下のような歴史的背景があったようです。
歴史的背景
- まず “governor” が14世紀にフランス語から英語に入る。この governor は現代と意味はほぼ同じ
- その後16世紀にラテン語由来の “gubernator” も英語へ入る。ちなみにこの頃はルネサンス全盛期でラテン語への興味関心が高まっていた時代。gubernator も governor もほぼ同じ意味
- つまり double-borrowing = 「二重借用」が起こった
- しかし gubernator は完全に英語で生き残れず衰退していき、形容詞の gubernatorial だけが生き残った
らいおん
もともとフランス語とラテン語だったんだね!
歴史が分かると納得できるね!
ひよこ
ニューヨークタイムズは gubernatorial の使用を避けている?!
先ほど紹介した記事によると、The New York Times では gubernatorial をstilted = 「堅苦しく自然でない」として避けていると書いてあります。
NYTでは “the race for governor” や “the campaign for governor” を alternatives として勧めているようです。
らいおん
記事に書いてあるけどこういう歴史的背景を知らないと gubernatorial は one of the many oddities of English = 「英語のおかしなことの1つ」のようにも感じてしまうね!