【ネイティブが英検1級受けると】1級レベルは合格が難しい？

ネイティブにとって英検1級は難しいのか

この記事は、英語ネイティブにとって英検1級は難しいのか、について簡単に書きます。英語学習者なら、

という話を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか？あるいは、

とか、

などという話を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか？

これらについて、当然「正解」はありません。そして、多くの学習者にとって、それはあまり関係のないことと言えます。

しかし、毎回年に3回行われている英検の時期には、上手く結果が出ずに落胆する学習者も一定数いるのはたしかです。この記事は英検1級の対策のモチベーションが上がらない、とか、壁を感じている学習者が自信を取り戻す一助となればと思っています。

英検1級に合格するということ

まず、英検1級は言うまでもなくなく簡単なテストではありませんが、十分な英語力がある学習者なら、合格する “だけ” なら難易度MAXというテストではないと感じます。

しかし、

と思います。また、長文問題などを解くのに、論理的思考能力もある程度いる、という意味では間違いなく難しいテストだと思います。

英検1級はネイティブでも全問正解・満点は難しい

これは英語ネイティブにとっても例外ではありません。この記事では

という立場を取りたいと思います。

よって、英検1級の対策をしていたり、受験している学習者は、不正解の問題が多くてもそれほど落胆しないでOK、くらいな気持ちで考えてほしいと思います。

ネイティブでも英検1級リスニングで間違える？

以下のツイートのように、僕の友人のネイティブ（アメリカ人）が英検1級を “ノー勉” で受験したのですが、リスニングでは6問ミスしたそうです。

今日は英検の一次の合格発表日ですね

僕の友達のネイティブは英検1級をノー勉で受けたのですが、リスニング6問ミスったそうです

理由としては、もちろん全部聞けたが「内容を上手く記憶できず選択肢」で間違えた、とのことでした
続

— サラ🌐 らいひよ®（オンライン英語スクール）代表 (@salah_backpack) June 20, 2022

とのことでした。

リスニングで音が聞き取れて「内容」が理解できるだけではダメで、その情報を保持して、選択肢を吟味して正解を選択する能力も当然必要、ということですね。

なので、リスニング問題で、概要すら理解できなかったとするとそれはもちろん問題ですが、ある程度内容が理解できて、問題を間違えたからといって、どうか自信を喪失しないでほしいです。

ネイティブでも英検1級ライティングで間違える？

また、僕の友人はライティングでも合格者平均点に届かなかったそうです。本人は書きすぎたかも、とは言っていましたが、ネイティブで普通に文章が書けても、テストで点を取れるわけではないので、ライティングで多少点が悪くても落ち込まないようにしましょう。

ネイティブでも英検1級ボキャブラリーは難しい？

英検1級のボキャブラリーが難しいのは有名ですが、これは僕としては少し補足が必要だと思っています。

というのも、

と感じます。

長文問題やリスニングでももちろん難解な低頻度語は出てきますが、文脈もありますし、大問1の語彙セクションほどではありません。大問1の選択肢のみだと文脈の助けがないため、余計難しく感じるはずです。

大問1の語彙セクションについて、友人は

とコメントしていました。

よって、大問1の語彙セクションは難しいボキャブラリーが含まれているので、英検1級に挑戦中の人は「自分は難しい問題に挑戦しているのだ」というくらいの気持ちで学習するとよいでしょう。

まとめ

英検に限ったことではありませんが、「テスト」は、英語の力とは別にテストとして問題を正解するスキルも必要 です。

英検1級の問題で

• リスニングでそれなりに聞けた気がしたけど選択肢でミスしていた
• リーディングでそれなりに読めた気がしたけど選択肢でミスしていた
• ライティングで文法は自信があったのに減点された
• 大問1がとても難しかった

などと感じても、これらのことは普通にあり得ます。

英検1級は、ある程度の教養がある大人の英語ネイティブなら、普通に合格できるレベルのテストですが、ネイティブでも全問正解・満点などで合格するのは難しいテストです。

よって、もしあなたが1級に挑戦していて多少のミスや減点があってもあまりショックを受けないでほしいと感じます！

この記事が何かの参考になれば幸いです。