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burn の過去形・過去分詞は burnt か burned どちらでもよい?
この記事では「〜を燃やす」「燃える」などを意味する動詞 burn の過去形・過去分詞について簡単に解説します。
burn の過去形・過去分詞は「burnt でも burned でもどちらでもよい」
と聞いたことがある人もいるかもしれませんが違いはあるのでしょうか?
be burnt か be burned か?
例えば、以下の文では burnt と burned のどちらを選びますか?
His house was ( burnt / burned) to the ground.
彼の家は全焼した。
burnt と burned の違い
結論を言えば burnt と burned のどちらを使うかには違いがあります。
まず、オーレックス英和辞典では以下のように説明されています。
- <米>では主に burned を用い、<英>では burned, burnt とも同程度に用いられる
- 過去分詞の形容詞的用法の場合は<米><英>ともに burnt がふつう
同様に、ジーニアス英和辞典第5版では、以下の説明があります。
- 通例<米>では burned
- <英>では自動詞と比喩的意味の場合には burned、その他では burnt を用いる。
- 形容詞では英米ともに burnt
アメリカ英語では burnt でなく burned がふつう
本サイトでは主にアメリカ英語を扱っているので、アメリカ英語派の人用にポイントをまとめると、まずは
burn の過去形・過去分詞はアメリカ英語では burned がふつう
と覚えておきましょう。
burned を使った例文
例えば、以下のように言えます。
His house was burned to the ground.
彼の家は全焼した。
ウィズダム英和辞典より
The temple was burned to the ground.
寺は焼け落ちた。
オーレックス英和辞典より
過去分詞の形容詞的用法の場合は burnt がふつう
次に、覚えておくべきことは、
アメリカ英語・イギリス英語ともに過去分詞の形容詞的用法の場合は burnt がふつう
ということです。
例えば、ジーニアス英和辞典第5版で burnt を引くと以下のような用例があります。
the burnt paper 「焦げた紙」
*ただし、後置修飾では the paper burned がふつう
be burnt to the ground か be burned to the ground か
最後に、以下の画像は「was burnt to the ground」と「was burned to the ground」を Google Ngram Viewer で比較したものです。
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