らいおん
ひよこ
サラ
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ドイツ語由来! Ludwig の読み方は?
まずは誰もが Ludwig の読み方が気になると思います。
ドイツ語由来ですが辞書を引くと、
/lʌdwɪɡ/
/lʊdwɪɡ/
/lʊdvɪɡ/
/luːdvɪɡ/
…
など様々な発音が載っています。
どの読み方でもよいですが、Ludwig 公式プロモ動画では /luːdvɪɡ/ と発音されています。
らいおん
らいおんのアメリカ人の友達(英語教授法修士)によると…
/lʌdwɪɡ/ = ludd-wig
をアメリカ人としてはオススメする、とのことでした。また、権威あるロングマン発音辞典のアメリカ英語のメインの発音でも /lʌdwɪɡ/ が採用されています。
では、次のセクションから Ludwing とは何なのかを詳しく見ていきましょう。
英文検索エンジン Ludwig Guruとは
一言でいうと、正しい英語・より洗練された英語を書くための英文検索エンジンです。
- 検索したい語やフレーズを入力すると、「信頼できるソース」からのみ、例文を抽出してくれる英文検索エンジン
- 例文を抽出するデータベースを権威あるソースに限定していることが最大の特徴
- コロケーション検索や2つのフレーズの使用頻度比較なども便利
- 2016年に開始。研究者やエンジニアのグループによって設立され本社はイタリア
独自の検索アルゴリズムによって、検索語・フレーズの文脈に合致した文例を表示する仕組みです。以下のリンクから公式サイトへ飛べてすぐに使用できます。
参考 Ludwig 公式サイトludwig.guru
Ludwig の言う信頼できるソースとは
では「信頼できるソース」とはどんなソースでしょうか?
Ludwig ではThe New York Times など権威ある英字新聞や、科学専門誌・公文書など、校閲や編集がしっかりされているものからのみ英文を抽出しています。
そうです、オンライン上の全てから英文を持ってくるのでなく、洗練された英文が使われている信頼できるソースのみデータベースに載せているため、ユーザーは洗練された英文のみを検索することができるのです。
Ludwig is the first sentence search engine that helps you write better English by giving you contextualized examples taken from reliable sources.…
They come from good sources of English writing (scientific journals, established newspapers, official documents…
と記載されています。
以下にLudwigデータベースにあるサイトの一部を紹介します。
なお、デフォルト設定ではLudwigのデータベースにある全てのサイトから英文が抽出されますが、advanced search (無料)を使えば、引用元を指定することも可能です。
・The New York Times
・The New Yorker
・The Guardian
・Britannica(百科事典)
・BBC
・The Economist など
ひよこ
・個人のブログ記事や英語ノンネイティブの記事なども検索にヒットする
・誤った表現が使われていることもある(*ただし、個人のサイトのヒットを限りなく少なくすることは可能)
一方、Ludwigは…
・信頼できるソースからの英文のみヒットする
らいおん
Ludwig のデータベース
2020年10月現在、Ludwig のデータベースでは、信頼できるソースから2億文以上の英文を検索でき、世界200カ国以上、1千500万ユーザーが利用しています。
らいおん
ひよこ
Ludwig で検索できること全体像
Ludwig の検索では以下のことができます。
- 日本語からの英文検索(Google翻訳の応用)
- キーワードからの英文の例文検索
- 英文の頻度比較検索
- ワイルドカード検索
- パラフレーズ検索
- 語順整序検索
- 辞書機能
特に1~3の機能が非常に便利です。
らいおん
Ludwigで日本語からの英文検索をする(Google翻訳の応用)
まず、日本語からの英文検索を見ていきましょう。
これは翻訳ソフト自体はGoogle翻訳を使っているのですが、最終的にLudwigのデータベース上からのみ例文を抽出するので洗練された文のみ表示されることがポイントです。
・日本語から英文への和→英検索ができる。
・簡単に言うと、和英辞典の例文が超高品質な例文のみ検索されるイメージ。
・Google翻訳は不自然な英文もしばしば出てくるが、Ludwig では洗練された英文のみヒットする。
ひよこ
らいおん
例文の右に The New York Times などソースが記載されているのも分かるね。ソース元の記事に飛ぶこともできてめちゃくちゃ便利だよ!
集大成は “culmination” を使うといいのがよく分かるね!
ひよこ
Ludwigで例文の頻度比較検索:VS 検索
次は例文の頻度比較検索を見ていきましょう。
やり方は簡単で、比べたい2つのフレーズの間に VS を入力するだけです。
・2つのフレーズの使用頻度を比較できる。
・%表示だけでなく、棒グラフで頻度の違いがひと目で分かる。
次の例のように「彼は農場で育った」の前置詞が in なのか on なのか知りたいと仮定して、VS 検索をしてみます。
He was raised in a farm.
vs
He was raised on a farm.
彼は農場で育った。
らいおん
ひよこ
念の為、以前紹介した超便利ツール Google Ngram Viewer も使って検証してみましょう。
らいおん
ひよこ
例文の頻度比較検索: [ ] 検索
VS検索以外にも、 [ ] 検索で単語などの使用頻度比較検索ができます。
やり方は簡単。比べたい2つの語の間に [ ] と入力するだけです。
・2つの語の使用頻度を比較できる。
・%表示だけでなく、棒グラフで頻度の違いがひと目で分かる。
らいおん
have a shower
なのか
take a shower
なのかを比べてみよう。
ひよこ
らいおん
Ludwigはキーワード検索もできる
さて、Ludwig はもちろん Google のようなシンプルなキーワード検索も可能です。
やり方は簡単。Google検索のように、検索バーにキーワードを入力するだけです。
・キーワードは1語でも2語以上でもOK。
・キーワードの活用形まで検索してくれるのでとても便利:例 動詞の原形で検索しても過去形なども表示
らいおん
test, positive, virus
ひよこ
らいおん
ワイルドカード検索
次はGoogle検索でも活用している人も多いワイルドカード検索です。
Google検索同様、*(アスタリスク)を入れるだけです。
・アスタリスクの場所に入る語、つまり抜けている語が検索できる。
・コロケーションを調べる時に便利。
・Ludwig はアンダーラインや文字のハイライトが非常にきれいなのでとても見やすく比較しやすい。*以下の画像参照
ひよこ
らいおん
パラフレーズ検索
Ludwig ではパラフレーズ検索も可能です。
類語を知りたい語の前に_を入力するだけ。
・類語が簡単に調べられて便利。
・%表示だけでなく、棒グラフで頻度の違いがひと目で分かる。
さっそく例を見てみましょう。
(野外で)テントをはる
erect the tent
というフレーズで、動詞は erect が使えるのか、また他に言い方はないかが知りたいと仮定します。
ひよこ
らいおん
語順検索
あまり使うことはないかもしれませんが、語順整序検索も可能です。
{ } の中に並べ替えたい語を入れると正しい順序にしてくれます。
例: {right order the in } → in the right order に
無料版 vs 有料版の違い:有料版の料金は?
最後に、無料版と有料版の違いを見ていきましょう。
- 会員登録無し:1日3回まで
- 会員登録した無料会員:1日6回まで:登録はGoogleアカウントでもOK
- 有料会員:無制限で検索可能
らいおん
無料版は検索回数の上限があるから気をつけよう!
*2020年10月現在
利用料金は以下の通りとなります。
- 月々更新の場合$11.99(毎月課金)
- 1年プランに申し込めば $71.88($5.99/月)
- 2年プランの場合は $109(月々$4.54/月)
ひよこ
らいおん
LudwigのYouTube動画解説
以下のYouTube動画もぜひご覧ください。
YouTube動画スライド
YouTubeの動画スライドは以下のサムネイルをクリックすれば見れますので復習にお役立てください。