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sort of は自由度が高い
sort of は a/an などの冠詞の位置に関してかなり自由度が高い表現です。以下の4文のニュアンスの違いを考えてみましょう。
― sort of のニュアンスの違い ―
1. This must be a sort of joke.
2. This must be sort of a joke.
3. This must be a sort of a joke.
4. This must be a joke, sort of.
sort of の冠詞の位置によるカジュアル度・ニュアンスの違い
Quirk et al. の A Comprehensive Grammar of the English Language によると、以下のように整理できるようです。
1. This must be a sort of joke. 最も標準
2. This must be sort of a joke. <informal>
3. This must be a sort of a joke. <more informal>
4. This must be a joke, sort of. <most informal>
らいおん
a sort of 名詞 が1番標準的な形で、sort of を後ろに添えると最もカジュアルなニュアンスになるんだね!
4のような形も洋画などでは頻出だね!英語学習者としてはまずは1を使えるようにしておこう!
ひよこ
徹底例解ロイヤル英文法(改訂新版)によると、
NOTE
kind of, sort of, type of などの後にくる名詞にはふつう a/an をつけないと解説があり、やはり1の a sort of joke の形が標準的であることが分かります。
「この種類の車」を表す表現
ロイヤル英文法には以下のような解説もあります。
「この種類の車」の表現
- 1種類なら台数に関係なくthis kind of car
- かたい書き言葉なら cars of this kind
- 2種類以上の時は these kinds of cars
- 2台以上ありくだけた話し言葉なら these kind of cars
ただし4は正式な表現と認めない人もいるよ!
ひよこ
らいおん
書き言葉では 名詞 of this kind の形が便利だよ!