らいおん
英語で何か「一般論」を述べる時、you, we, people, one などが使えるけど、使い分けが難しい時もあるよね。
今回は総称の you, we, people, one のニュアンスについて解説するよ!
ひよこ
この記事を書いた人
サラ
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総称を表す you, people, one のニュアンスの違い
まずは以下の4つの文のニュアンスの違いを考えてみましょう。
1.You can’t judge a book by its cover.
2.We can’t judge a book by its cover.
3.People can’t judge a book by its cover.
4.One can’t judge a book by its cover.
表紙だけでは本の良し悪しは分からない。
you は口語的な響き
1のように you を使うと口語的です。総称表現は主語が訳しづらいことも多いですが、 you を使う時は特に日本語訳に訳さなくてよい場合も多いです。
1.You can’t judge a book by its cover.
らいおん
友人などに話す時やややくだけた書き言葉でピッタリの表現だよ!
we は特定の集団が意識される
2のように we を使うと特定の集団が意識されます。
ウィズダム英和辞典によると、通例逆の立場の集団(they)が存在することが暗示されます。
2.We can’t judge a book by its cover.
文字通り「私達は」と訳せる時も多いね!
ひよこ
people は特定集団を意識せず中立的に使える
3のように people を主語にすれば特定の集団を意識せず中立的に一般論を述べることができます。
「世間の人々」という感じの総称表現です。
3.People can’t judge a book by its cover.
らいおん
会話はもちろん、英検などの英語資格試験にも使うことができるよ!
one は諺などに使われることが多くフォーマルな響き
one を主語にするとかたいフォーマルな響きになります。
4.One can’t judge a book by its cover.
NOTE
one はもっぱらライティングで使われ固いニュアンスの響きがあるため、ことわざなどの時に使われることが多い語です。
口語ではあまり使われないですが、英語資格試験で少しかたい響きの文にしたい時は使用しても大丈夫です。
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