【「サークル」は英語で?】club, team, circle, group

この記事を書いた人

サラ

英語ジム らいおんとひよこ®代表
・コロンビア大学 大学院卒:英語教授法修士
・ETS (Educational Testing Service) 米国本社の元問題作成者

 

大学の「サークル」は英語では circle でない?

大学の「サークル」を英語で言いたい時、

英語では circle とは言わない

というのを聞いたことがある人も多いと思います。

実際、circle という語を使うのは「間違い」なのでしょうか?

らいおん

この記事では「サークル」は英語でどうように表すかを解説します!

 

大学のサークルは英語では club でOKなこと多い

たしかに、「サークル」は英語で circle と言わないことが多く、club などが適切な場合も多いと言えます。

例えば、ウィズダム和英辞典で「サークル」と引くと、

a club:日本語の「サークル」はこれに当たることが多い

という記述があります。

まずは club という語を覚えるといいよ!

ひよこ

 

サークルの英語: club の例

いくつか辞書で「サークル」を意味する club の例を見てみましょう。以下のような用例がありました。

join a drama club:演劇サークルに入る

ジーニアス和英辞典より

join a book club:読書サークルに入る

オーレックス和英辞典より

 

「サークル」を意味する他の英語

このように、まずは club を覚えておけばOKですが、「サークル」を意味するのは club だけではありません。他にも

  • group
  • team

などが当てはまる場合もあるでしょう。

 

group も「サークル」の意味になる

例えば、group という語は場合によっては「サークル」という意味でも使えます。

例えば、ジーニアス和英辞典を見ると以下のような用例があります。

a parenting group:子育てサークル

an adult tennis group:社会人のテニスサークル

group activities:サークル活動

 

「サークル」を意味する team

他にも、「スポーツサークル」なら、以下のように team を使ってもいいでしょう。

join a tennis team:テニスサークルに入る

らいおん

また、「英語を話すクラブ」「英会話クラブ」などで society が使われて English Speaking Society (ESS)なども聞くね!

 

a kitting circle / group, club…

さて、ここからがある意味で本題なのですが、日本語の「サークル」は英語で circle ではないことがたしかに多いと言えますが、実際は circle がどんな語と結びつくかによって、circle が使用されることもあります。

例えば、以下のように a kitting circle という表現は group や club などよりも使用されており、頻度が高いようです。

もちろん circle でなく group や club を使うとニュアンスも変わるので一概にどれが「正しい」というのは言えないね!

ひよこ

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circle のニュアンス

らいおん

circle は同じ興味・仕事などを共有する「仲間」「グループ」「団体」「〜界」という感じのニュアンスがあるよ!

 

組織の規模や目的の違いなどで circle, group, club, team などを区別することが重要

また、以下は

  • a reading group
  • a reading club
  • a reading circle
  • a reading society

を比較したものですが、a reading circle が「誤り」ではないということが分かります。

その組織の規模や目的の違いなどで区別することが重要だと言えます。

 

まとめ:「サークル」の英語

まとめると、「サークル」はまずは club という語を覚え、状況によって groupteam なども語も使用するといいでしょう。

また、circle は「大学のサークル」という意味には合わないことも多いものの、組織の規模や目的などによっては circle という語が使用されることもあります。これらの語を状況によって使い分けるようにしましょう。

 

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