参考にしている発音本・音声学書籍たち:本記事最後からリストへ飛べます
らいおん
ひよこ
サラ
目次:見たい場所へジャンプ
英語のイントネーション向上におすすめな書籍
この記事では、英語のイントネーション向上におすすめな書籍を簡単に紹介します。ちなみに、この記事を書いている現在、「1冊でイントネーションの基礎が全てカバー」されている書籍は僕が知り限りありません。
東後勝明著:「英会話のリズムとイントネーション」
イントネーションの書籍としてまず1冊目におすすめするのは、
です。
分かりやすくイントネーションを基礎から解説してる数少ない書籍です。
この本は、専門書でなく、一般学習者でも無理なくイントネーションが分かるように解説してくれている本で名著だと思います。
ただし、注意点としては、
です…。本の入手がしづらいのがネックですが、そこをクリアすればイントネーション最初の1冊としては最もすすめられます
サラ
今井邦彦著:「ファンダメンタル音声学」
2冊目におすすめな書籍は今井邦彦著「ファンダメンタル音声学」です。これはイントネーションに特化した書籍ではありませんが、第5章がイントネーションの章になっていて、
と思います。
J.C. ウェルズ著:英語のイントネーション(English Intonation)
3冊目は J.C. ウェルズ著「英語のイントネーション(English Intonation)」です。
ファンダメンタル音声学の5章が記号のみでイントネーション再現できるくらいならこの本に挑戦してもいいかもしれません。
として僕はこの「英語のイントネーション」を最もおすすめします。
僕はこの本を最もやり込みました。この本の内容が分かってくるとイントネーション学習はだいぶ楽しくなるはずです。
らいおん
ひよこ
サラ
アメリカ英語派の人にもJ.C. ウェルズ著「英語のイントネーション」(English Intonation)はおすすめ
J.C. ウェルズ著「英語のイントネーション(English Intonation)」は音源の全てがイギリス英語です。また、特に第2章の「トーン」はアメリカ英語派の人にはとっつきにくいと感じるかもしれません。
僕もアメリカ英語派のため、最初はちょっと敬遠していたのですが、イントネーションの勉強が進むにつれて、この本の素晴らしさが分かりました。結論としては、
アメリカ英語派の人もこの本でまずはイントネーションの基礎を学ぶべき
と感じます。
現在、そしてこれからもこの本を超えるクオリティでアメリカ英語のイントネーションに特化した本が出ることはなかなか難しいと思います。この本でイントネーションの理屈をしっかり理解することができれば、その後、その理屈をアメリカ英語に当てはめることがある程度可能です。
少なくとも「英会話のリズムとイントネーション」か「ファンダメンタル音声学」のどちらか、または両方を読んでから「英語のイントネーション」に移行しましょう。
サラ
この本の内容がアメリカ英語などにどこまで応用できるかの解説があります。
YouTube動画:東後勝明著「英会話のリズムとイントネーション」の紹介
ここまでで紹介した3冊はYouTube動画でも紹介しているのでぜひこちらもご覧ください。
YouTube動画:今井邦彦著「ファンダメンタル音声学」の紹介
YouTube動画:J.C. ウェルズ著 英語のイントネーション(English Intonation)の紹介
英語のイントネーション学習の難しさ
上記3冊はとてもおすすめではあるのですが、残念ながらこの3冊だけではイントネーション学習としてはまだまだ不十分だと思います。
他の書籍でイントネーションを学んだり、日頃からイントネーションの練習をすることが重要です。
僕は以下の記事で紹介している音声学書籍のイントネーションの章を比較して読んだり、また、イントネーションに特化している本を読み込んだりして知識をつけました。
サラ
英語のイントネーション学習の全体像
イントネーションのより詳しい解説は今後YouTubeや本サイトの記事で補足していきますが、以下のYouTube動画でイントネーション学習全体像を動画解説したのでこちらもぜひご覧ください。学習者がイントネーションに関して何を知っておけばよいかを概観しています。
様々な英語のイントネーションを可視化
「イントネーション」カテゴリでまだまだたくさん発音に関する知識を紹介しています。