【ofを使い過ぎ?】ライティングでの of の多用について

この記事を書いた人

サラ

英語ジム らいおんとひよこ®代表
・コロンビア大学 大学院卒:英語教授法修士
・ETS (Educational Testing Service) 米国本社の元問題作成者

 

「英語のレッスン」は lessons of English か English lessonsか?

次の2つの文を見てみてください。どちらの文を好みますか?

  1. I take take lessons of English.
  2. I take English lessons. 

これはどちらも「私は英語のレッスンを受けています」と訳せます。1も間違いとは言えませんが、2の方が自然でスッキリしています。

 

of を使わなくてもOKなら of なしでOK

この例は簡単なので「1のような言い方は自分はしない」と感じると思いますが、これが少し難しい語になったり、抽象度が高い文を書いている時はついつい of を多用しすぎてしまう、という学習者は非常に多いと思います。しかし、

of がなくてもいいなら of なしでOK

ということを覚えておくとよりスッキリした英文になるというケースも少なくないでしょう。

 

providers of e-learning VS e-learning providers

例えば、以下はGoogle-Ngramで「e-learningのプロバイダー」を意味する

providers of e-learning VS e-learning providers

を比較したものです。

らいおん

providers of e-learning でもOKだけど、e-learning providers の方が使用頻度が高いようだね!

 

development of technology VS technological development

同様に、

Further development of technology will provide more opportunities to…  

のような文を思いついたとします。こちらもGoogle Ngram

development of technology VS technological development

を比較すると以下のような結果となりました。

どちらでもOKだけど、of なしの technological development の方が使用頻度が高いようだね!

ひよこ

らいおん

もちろん of を使うこともあるけど、本当に of が必要かを考えてみるのは重要だね!

 

辞書や例文検索エンジンで例文検索をするとさらに効果的

なお、このように比較をした後に、technological development 辞書や例文検索エンジンで例文検索をするとさらに効果的です。

例えば、LudwigでもVS検索ができます。

らいおん

Ludwigでは頻度検索で%表示されるのと、例文検索まで一気に行えることが魅力だね!
The New York Timesなどの例文がすぐに表示されて便利だね!

ひよこ

 

Ludwigでさらに例文検索する

もちろん、最初に思いついた英文で使いたかった futher という形容詞もつけて、

Further technological development

で検索してどんな例文があるかチェックするのもよいでしょう。

 

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Ludwigの使い方

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