サラ
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SkELLとNetspeakとJust The Word
この記事では、SkELLとNetspeakとJust The Wordについて、特徴などを(少しだけ)比較します。この3つのツールを使っている人も多いと思いますが、イマイチ違いが分かっていないという人もいると思うので参考にしていただければと思います。(この記事で触れるのはこれらのツールの特徴のあくまで一部です。)
SkELLとNetspeakとJust The Wordの使い方については、以下の完全ガイドシリーズで記事にしていますので、これらを知らないという方はまずはこの解説記事をご覧ください。どれも英語学習者なら知っておきたい本当に便利なツールです。
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コロケーション+使用頻度表示ならNetspeakやJust The Wordがおすすめ
さて、まず SkELL にはなくて、Netspeak と Just the Word にあるもの、それは
ということです。これは一般的な「コロケーション辞典」と呼ばれる「活用辞典」にも基本的に備わっていない機能で、英語学習者としては非常にありがたい機能です。
Netspeakのコロケーション + 使用頻度表示
例えば Netspeak で make a contribution(貢献する)の contribution に相性の良い形容詞は以下のように表示されます。
らいおん
Just The Word のコロケーション + 使用頻度表示
Just The Word でも combinations検索するとcontribution に相性の良い形容詞は以下のように表示されます。
ひよこ
Just The Wordはコロケーションを品詞で分類してくれる
また、SkELLと同様に、Just The Wordもコロケーションを品詞で分類してくれるので探したい情報がすぐに見つけられて便利です。
例えば、
という語をcombinations検索すると以下のようなに表示されます。
らいおん
Just The Wordの例文検索
ところで、Just The Wordは例文検索があり、赤色ハイライト&センタリング機能もあるのですが、以下のように、文字が小さく人によっては例文が非常に見づらく感じるかもしれません。
Just The Wordの例文検索
また、Netspeakでも例文検索ができるのですが、スペースが小さく、少し使いづらいかもしれません。以下のような感じです。
SkELLの例文検索
一方で、SkELL の例文検索は以下のような感じで全体的に見やすい感じです。個人的には例文検索はSkELLを使用するのを好みます。
まとめ
この記事では SkELL と Netspeak と Just The Word の違いについて、少しだけ紹介しました。コロケーションの頻度比較なら Nstspeak や Just The Word、例文検索はSkELL、のように使い分けてみてもいいでしょう。
僕はコロケーションの頻度比較は Netspeak や以下の記事で紹介している Ludwig と Google Ngram Viewer などを使っています。それらの活用法についてはまた記事で紹介したいと思います。
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